びーぐるな日々

カテゴリ:古典音楽( 112 )

2005年 12月 28日

四つの最後の歌

R.シュトラウスの「四つの最後の歌」は宗教作品を除く声楽作品の中では間違いなく最高傑作だろう。
ヘッセとアイヒェンドルフの詩に作曲したこの曲は、終幕が近いことを強く意識したシュトラウスが万感の思いを込めたもので、その瑞々しさは85歳にならんとする人の作品とは到底思えない。
  1.春          (ヘッセ)
  2.9月         (ヘッセ)
  3.眠りにつこうとして(ヘッセ)
  4.夕映えの中で  (アイヒェンドルフ)

スイス生まれの名ソプラノのリーザ・デラ・カーザがベーム/ウィーンフィルと共演したディスクはシュトラウスが亡くなった4年後の1953年に録音された。
曲順は一般と違い当初シュトラウスが考えたという3.2.1.4という配列になっている。
リーザの歌はもちろんの事、3におけるボスコフスキーのソロヴァイオリンも絶品、そして何よりもその素晴らしい容姿は今でもファンが多数いるという事が十分納得できる。
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by biigle | 2005-12-28 21:28 | 古典音楽
2005年 12月 21日

ヴェロニク・ジャンス

フランスの若手と言うかそろそろ中堅に近いソプラノのヴェロニク・ジャンスさんに巡り会ったのは大好きなフォーレの歌曲のCDを探している時だった。
ネットで評判を聞いて早速渋谷のタワーでゲットしたが、フォーレ、ドビッシー、プーランクの歌曲が収録されているこのディスクは衝撃的なものだった(ちょっとオーバーか(^_^;))

第一に素晴らしいクリーミーヴォイスで最高のお気に入りになった。第二にプーランクの歌曲がこんな粋なものだと知ったこと、そして最大の驚きはドビッシーの最後の歌曲「もう家の無い子供たちのクリスマス」である。

日本の商業主義オンリーのクリスマス馬鹿騒ぎは論外であるが、こういうクリスマスの曲があるとはまるで思わなかった。
第一次世界大戦で家を焼かれたフランスの子供たちに捧げたものだ。
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by biigle | 2005-12-21 22:33 | 古典音楽