びーぐるな日々

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2006年 04月 28日

クリフォード・ブラウン

渋谷のジャズ喫茶に通いはじめた時は天才トランペッター、クリフォード・ブラウンがわずか26歳で事故死した7年後だった。
ドラムのマックス・ローチと共にややオールドファッションの感もあるが、よく歌う楽しく分かりやすいジャズだった。
特にボーカルのヘレン・メリルと競演したディスクは極上で、有名なYou’d be so nice to come home toにおけるメリルのハスキーヴォイスとブラウンのソロは最高だ。

鎌倉の新緑
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庭のハナズオウの若葉
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by biigle | 2006-04-28 19:04 | ジャズ・ポップス
2006年 04月 26日

ジェラルド・フィンジ

叙情的で繊細でやさしくて、さりげない音楽といえばディーリアスということになるが、さらに一層美しく安らぎに満ちた音楽を書いたのがジェラルド・フィンジ(1901-1956)である。
30歳過ぎから55歳でなくなるまでイギリスの田園地帯の牧場で自然を愛しながら作曲を続けたという事が実感できる音楽だ。
ピアノと管弦楽のための小品「エクローグ」を聴いた時には20世紀の作曲家にこんなに美しい曲があったのかと驚いた。

いらっしゃいませ
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by biigle | 2006-04-26 19:22 | 古典音楽
2006年 04月 24日

いやしのブラームス

会社に勤めてすぐカラヤン/ベルリン・フィルのブラームス交響曲全集をゲット、中でも4番が最高のお気に入り。
同期入社でアマオケでホルンを吹いている男と気が合い、工場の独身寮で4番を聴かせたら「すごく良いよ!カラヤンがんばっているじゃん」と言ったのがうれしかった。

3年後本社転勤で毎日のように彼のフロアに遊びに行って無駄話をしながら「30迄にはいっぱしのビジネスマンになろうぜ」などと話したが、私は残念ながらずっと三流のまま。
頭脳明晰で仕事も抜群なのに機動隊に殴られた後遺症で突然意識が遠のくというハンディが彼の耐え難い苦悩だったが、普段はひょうきんでとても楽しい男だった。

その日もいつものように無駄話をしてそのまま外で昼食、別れ際に「それじゃあ、元気でな!」と彼が手を上げたので一瞬おや?と感じたが相変わらず面白いやつだと思った。
翌朝人事部から彼が東京駅で亡くなったと知らされた時はあまりの驚きに言葉を失った。

ブラームスの4番は東洋的諦観などとも言われるが、失意のどん底でも何とかがんばろうというイメージが感じられて、ピアノトリオ、ディーリアスのフロリダ組曲とともに挫折慣れの私にはこの上ない癒しである。

庭の石楠花
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勝手に生えてきたニラの収穫、完全無農薬!
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by biigle | 2006-04-24 13:12 | 古典音楽
2006年 04月 22日

二度おいしい

真空管アンプも慣らし運転が進んだので今までのと聴き比べを実施した。今までのは超ワイドレンジですっきり型、真空管は中域~低域に力があるタイプで弦やオケに絶好、ただしジャズのハイハットシンバルなどは今までのに分がある。
ということで、それぞれの持ち味を生かして二度楽しめるという結構な結果だった。

聴き比べに使用したマイルスの’64フィルハーモニック・ホールでのライヴはこの時期の火の出るような演奏が凄い。FOURでのトニー・ウィリアムスの超快速ドラミングが圧巻である。

庭の花 雨上がりの花海棠
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たった一輪だけのチューリップ
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by biigle | 2006-04-22 19:05 | ジャズ・ポップス
2006年 04月 20日

新旧揃い踏み

真空管アンプの慣らし運転は3日目に入りますます絶好調、弦、ピアノ、ヴォーカルとも生々しさが際立つし、今まで使っていたサブウーハーを外しているのに聴感上の低域は増えている。
従来のアンプもA社やL社の製品と聴き比べて納得の上で買ったのに、値段が3分の1のアンプに負けてるとは今まで何をしていたのかという感じである。
いずれにしても音がよくなるのは結構だし、エージングでどれだけ変るのかも楽しみだ。

慣らし運転の中から今日の一枚はナタリー・デセイのコロラトゥーラ・ソプラノ集、ラフマニノフのヴォカリーズやグリエール、ヨハン・シュトラウスなどの難曲が素晴らしい声で堪能できる。

新旧アンプ揃い踏み
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by biigle | 2006-04-20 21:12 | ブログ
2006年 04月 18日

真空管アンプ

真空管のアンプは前から興味はあったが、発熱がすごいとか、真空管が切れやすいとか、メンテが大変だとかの先入観でずっと半導体アンプを使ってきた。
たまたま道具箱を整理したら以前に遊びで買ったテスターや半田ごてがまだ健在なので暇つぶしに真空管アンプキットの組立に挑戦。

半田付けなんて超久しぶりなので初めは団子になったりすぐ外れたりで苦労したが、何とかペースをつかみ4日で完成した。
はたして音が出るのかハラハラものだが一発で音出し成功、想像をはるかに上回る柔らかい瑞々しい音で今までなんだったのかという感じだが当分リフレッシュ出来そうだ。

ならし運転はルチア・ポップさんのベスト集、「ルサルカ」の「月に寄せる歌」はこれほど情感溢れる素晴らしい曲も珍しいがポップさんが歌うと絶品だ。

出来立てアンプ
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スピーカーケーブルも極太からスリムに変更
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by biigle | 2006-04-18 18:57 | ブログ
2006年 04月 16日

クレルヴォ

精妙、繊細、叙情的なシベリウスの音楽は森と湖の国フィンランドのイメージそのままで独自の世界を築いている。
交響曲、管弦楽曲は素晴らしい作品ばかりだが初期の「クレルヴォ交響曲」はソプラノ、バリトン、男性合唱を含む大作で劇的な面もあり大好きな曲だ。

2年半前にシベリウス演奏のオーソリティであるオスモ・ヴァンスカ指揮ラハティ交響楽団の待望の来日公演があり、しかも曲がクレルヴォということで発売と同時にチケットをゲットした。
墨田トリフォニーホールでの演奏会は期待をはるかに上回るもので、一糸乱れぬ演奏技術の高さヘの驚きも含め生涯最高の演奏会体験だった。

アンコールで演奏されたヘルシンキ大学合唱団が加わったフィンランディアは、聴くのは初めてであったがオケだけよりもはるかに感動的だった。

横浜公園のチューリップ
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by biigle | 2006-04-16 19:22 | 古典音楽
2006年 04月 14日

ブルーベック

デイブ・ブルーベックは「テイク・ファイブ」がポップスなみの大ヒットになったが、彼のピアノはニュアンスに乏しく主役はもちろんアルトのポール・デスモンド、名脇役がドラムのモレロだった。

このディスクは63年のカーネギーホール・ライヴでスタジオ録音では端正すぎるデスモンドがノリノリ、モレロのドラムはかっこいい事この上なし、「ボサノバUSA」をはじめジャズの醍醐味に溢れている。
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なかよし
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by biigle | 2006-04-14 18:34 | ジャズ・ポップス
2006年 04月 12日

日没の歌

桜の終わりとともに天気が崩れてきてハイペースできたデジカメ散歩も一段落、端境期的な感じもありなんとなくさびしい風情だ。

フレデリック・ディーリアスは繊細・叙情の極みともいえる管弦楽小品が有名だが、やや暗くさびしいけれど声楽作品も捨てがたい味がある。

落ちた金魚椿の花  また来年よろしく!
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by biigle | 2006-04-12 19:05 | 古典音楽
2006年 04月 10日

ゲッツ&ジルベルト

1950年代に生まれたボサノバは心地良い爽やかなリズムとつぶやくような唱法で世界的なブームになった。なかでもテナーサックスの巨人スタン・ゲッツとアストラッド・ジルベルトの歌による「イパネマの娘」は爆発的なヒットになり日本でもよく耳にした。

このディスクはスタン・ゲッツとボサノバの神様といわれるジョアン・ジルベルト、彼の夫人のアストラッドによるライヴで、リラックスしたボサノバが楽しめるがハスキーでチャーミングなアストラッドの歌がいい。
ジョアンはこの後アストラッドと別れてしまったが、3年前に72歳で初来日してギターと歌を披露し大変な話題になった。
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金魚椿の蜜を吸うひよどり
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by biigle | 2006-04-10 19:10 | ジャズ・ポップス